結婚を意識した時に婦人科系の検査を受けようとするのは珍しくないことです。
私は20代前半で一度妊娠経験があるのですが出産経験はありません。30代半ばで婚活を始めるに当たり、一度妊娠してるんだから大丈夫だろうと思いつつあれから15年以上も経っているし、年齢的に果たして自分が妊娠できるのかということが心配になり検査を受けようと思いました。通常婚前検査といえばブライダルチェックで、性病や子宮の状態を診ます。大体どこの産婦人科でも受けることができ、数十分くらいで終わります。私もかかり付けの産婦人科で受診しました。結果問題なし。安心して婚活を頑張りました。半年ほどしてお付き合いする方ができて、結婚が具体化してくると、念には念を入れて1回目とは違う産婦人科で再度ブライダルチェックを受けました。ここでも問題なし。いつでも結婚、妊娠の準備ができていると思い込んでいました。その後最終的に37歳で結婚することができました。私はフルタイムの仕事をしていましたし、妊活の方はスローペースでした。それでも1年近く経っても 妊娠できなかったので、そろそろ本格的に頑張ろうと基礎体温、排卵チェッカーを使いタイミングを取るようになりました。タイミングの問題だと思っていたのでこれできっと妊娠するだろうと思っていたのに数周期経っても妊娠できませんでした。私は不安になり最初にブライダルチェックを受けた産婦人科でタイミング療法を受けました。先生からはエコー検査の際「いい卵があるよ。」などと言われ、排卵促進剤の注射を打ってもらい、すぐ妊娠できそうな気分になりました。そこでも数周期試しましたが妊娠しませんでした。2度のブライダルチェックで問題なかったのに一体どうしてだろうという疑問とその時になってようやく「不妊」という言葉が頭をよぎりました。「まさか…。」でも放っておいても不安が募るばかりなので思い切って不妊治療専門の病院で検査を受けることにしました。いくつかの検査を受け問題なし。「だってブライダルチェック2回パスしてるもんね。」と安心していました。ただ先生が「卵管が腫れているようなのが気になる。」とおっしゃって雲行きが怪しくなりました。「え?何?何?」そして最後の卵管造影検査で造影液が左右の卵管とも貫通せず卵管が詰まっていることが分かりました。そして血液検査の結果、過去にクラミジアにかかっておりそれが原因で卵管に炎症を起こしたと診断されました。「クラミジア???」寝耳に水でした。現在の子宮を検査すると感染しておらず、過去に感染してそのまま治まったようです。感染したことがあればその抗体ができ 血液反応が出るので分かるということです。ショックでした。まさか自分が不妊症で原因が性病だったとは…。しかも自覚症状が全くないのでずっと放置してきたことになります。思わぬ落とし穴でした。産婦人科2院で「問題なし、妊娠できますよ。」と言われたのは何だったのでしょうか??

ポイント

  1. ブライダルチェックでは卵管閉塞や癒着などを調べない。
  2. 卵管が閉塞したり癒着していても血液検査などでは分からない。
  3. 現在の子宮が綺麗だからと言って性病感染暦とは関係がない。

注意

  • 卵管閉塞や癒着の原因は性病以外にもあります。

つまり卵管が詰まっていてもブライダルチェックでは何ら問題なしと診断されます。そしてそういう人はいくら頑張っても自然妊娠は厳しいわけで、タイミングを取るだけ時間の無駄になります。
私は声を大にして言いたいです。30代で「あれ?」と感じたらブライダルチェックではなく不妊検査を受けて!